循環サイクルの回復で継続的な環境保全と安定的な高品質商品供給
オーガニックシュリンププロジェクト
エビにとって過酷な環境であれば身体も弱るし病気になりやすい。ではエビにとって良い環境とは何か?徹底的に調査し、エビの環境にはまず良い水が必要であるとの結論に至り、エビにとって良い水は、環境にとっても良い水でした。
そしてフルボ酸を使った良い水の開発に4年間の奮闘の結果、エビが健やかに育つ良い水(プラチナ水)が完成しました。
そして驚いたことに、この水で育ったエビはアミノ酸豊富で、とても美味しいことがわかりました。
エビの健康を考えて育てたら、栄養価が高く旨味と舌触りがボタンエビのような美味しいエビが育ちました。
循環型エビ養殖事業
自然は本来、微生物などによる効率的な循環システムを備えていますが、汚染が許容量を超え微生物の分解能力が追いつかない場合に、水質や土壌が汚染される環境問題が起こります。
腐植資材を使用したキレートミネラル水(フルボ酸培養液)をエビの養殖池に投入すると、
- 微生物が活性化し排泄物や残餌の分解スピードが早まり、水質浄化効果が向上する。
- ミネラルの供給量が増え、幼生・稚エビの生存率が上がる。
〈結果〉
❶水質改善・土壌改善・臭気の抑制。
❷抗生物質不使用の安全で健康的なエビの安定供給が可能になる。
ベトナムや台湾にて水、土、人の健康を考えた養殖事業を始動しています。
車エビの陸上養殖
- エビの養殖に適した養殖用汎用水を作るため、陸上でも養殖ができ場所の制約がなくどこでも養殖が可能。(温度管理、水源は必要)
- 消毒薬、抗生物質を全く使用しない安心安全な養殖技術。
- 水棲土壌有用菌を増殖させてエビの成長に悪影響を与える病原菌(ウイルス類を含む)、腐敗菌を抑制し、白点病、EMS他、病気疾患を防ぐ。
- フルボ酸の作用によるpHの安定化。
- 微生物が活性化し餌・糞等の残渣有機物の分解が促進され、養殖池の水質保全が可能。
- 養殖用汎用水には、魚体を構成する各種臓器に必要なミネラルの大半が含まれているため、養殖該当類の腸内環境を整え餌の消化吸収を助け、エビの成長を促進する。
左:稚エビ 右:成エビ
プラスチックパレットを使用して水槽を作ることもでき、設置が簡単。コンクリートやFRP水槽に比べ安価。また地温の影響を受けにくい。
使用されていないハウスの有効な利用法としても期待できる。