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2021.07.04

エンザイム通信No15 活性汚泥法について  

多くの食品工場様での排水処理方法としては活性汚泥法を採用しております。
今回は活性汚泥法の仕組みについてご紹介させていただきます。

活性汚泥法の歴史

活性汚泥法が始まったのは1914年にイギリスと記録されています。下水をエアレーションすることにより形成される沈殿物が下水中の汚濁物を酸化除去することが明らかとなり、この沈殿物を活性汚泥と呼ばれています。

日本には1922年に導入され、約100年間活用されている歴史のある技術になります。

活性汚泥の正体

活性汚泥とは微生物の集合体です。工場の製造排水の汚濁物質を好気的な微生物によって分解させて処理しています。

微生物は短期間で世代交代しているため、衰えてきた微生物は余剰汚泥として系外への排出が必要です。この汚泥が産業廃棄物全体の中で非常に多くの割合(44.5%)を占めており、汚泥の排出量を減らす取り組みが工場様の課題とされております。

一般的に汚泥量は排水処理設備が処理した有機物量に比例して増加し、40%~50%になります。
エンザイム汚泥削減システム導入により、汚泥転換率が15%~20%に推移しますので汚泥削減につながります。

下記写真は曝気槽の活性汚泥と活性汚泥を顕鏡した写真です。

活性汚泥法の仕組み

標準的な活性汚泥法として簡単にご説明しますと下記の通りとなります。

  • 工場排水を調整槽で受け止め、曝気槽へ流れる排水の濃度をある程度均一化させます。
  • 曝気槽で微生物に空気を与え汚濁物質を処理させます。
  • 沈殿槽で汚泥と上澄み液を固液分離してきれいな水を放流します。
  • 沈殿槽でたまった汚泥を曝気槽へ返送、もしくは余剰汚泥を脱水機により系外へ排出します。

 

このように活性汚泥を循環させ汚濁物質を処理しきれいな水を放流しています。工場の製造排水は様々であり、通常の処理が困難な排水もあります。そのために、前処理槽もしくは後処理槽を追加し、高濃度の排水を物理化学的処理が必要になります。

油分が多い工場排水の場合、前処理槽として加圧浮上装置の導入し油分を除去しています。近年の油は品質の向上により水に溶けやすく、油分除去に難航している工場様が増えております。

弊社では油分解材ベノを使用することにより、油分を除去するご提案もしております。

 

活性汚泥法の運転について

MLSS(活性汚泥浮遊物質)と曝気量を適切に管理する事が必要です。

例えば

  • MLSSが高すぎると微生物のえさ不足、酸素不足になります。
  • MLSSが低すぎると汚濁物質を処理できません。
  • 曝気量が高すぎると汚泥が解体し凝集性が損なわれます。
  • 曝気量が低すぎると酸素不足で好気性微生物が活動できず汚濁物質を処理できません。

 

バランスよく管理すると細菌が活性化し凝集性のある酵素を分泌するため、活性汚泥が凝集し沈殿槽で固液分離をすることができます。逆に言うと活性汚泥の状況が悪いと固液分離が困難で、正常な処理水を出すことができないため、凝集剤など薬剤の使用が必要となります。

エンザイム汚泥削減システム導入により、菌叢の強化による処理能力強化及び凝集性向上により、運転管理がしやすくなります。

運転管理においてお困り事や、気になる事がございましたら気軽に下記までお問い合わせくださいませ。


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