2021年1月14日(木)午後2時からオンライン提供した「腐植技術協議会オンライン座談会【堆肥の重要性】」のライブ動画です。堆肥を窒素型、炭素型と分けて解説。
①現代の多くの堆肥が畜糞廃棄物の安全な処理という意味合いが強い。畜糞にはスカトールなど根痛みを起こしてしまう成分も多いので、これを酸素を多く送り込ん酸化処理して分解し、安全に使えるようにしている。有機態窒素も酸化されて硝酸になってしまっているので、化学肥料と大差がない。しかし、やりようによっては、バチスル菌や放線菌を高密度で増殖させることもできるので、病害虫を抑制する効果をもった堆肥をつくることもできる。これが窒素の多い窒素型堆肥。
②これに対して炭素の多い炭素型堆肥がある。炭素型堆肥はセルロース由来の糖や有機酸を多く含んでいて、これをエネルギー源にして微生物が土壌を耕してくれる。菌耕作用である。菌耕によって耕盤も破砕され、植物の根は縦方向に深くまで伸びることができ、根量が増えて栄養成分の吸収量が増えて、多収穫できるようになる。
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